米ETYMOTIC RESEARCH社のインナーイヤホン「ER-4S」。
2005年、サウンドハウスの通販で約25,000円で購入。
立派な箱入り。
交換白チップやスポンジチップ、ポーチ、クリップなど付属品の数々。
イヤホン本体。
見た目はただビニールが巻いてあるといった感じでとても25,000円もする高級イヤホンとは思えません。
ケーブルの長さは約160cm。
ケーブル自体は適度な硬さがあって絡みにくいです。
装着方法は、白いシリコンチップ部分を耳の穴に思いっきりねじ込む感じ。
ちゃんとハマると外の音がほとんど聞こえなくなります。
圧迫感は強いですが、一度ハメてしまえばズレにくいので音楽に集中できます。
タッチノイズは酷いです。 まるで糸電話のようにケーブルに触れるだけで鼓膜に響きます。 でもこれは、耳の穴から垂れ下がったケーブルを「髪の毛を耳にかき上げるように」 耳に一周させることでかなり軽減されます。
私のCD視聴機器は、 据え置きプレーヤーがKENWOOD DP-8020(1990年製。ハードオフでゲット)。 ポータブルCDプレーヤーがaiwa XP-V550(2003年製)。 どちらもヘッドホン端子直付けで使用。
DP-8020なら1/3、XP-V550なら2/3のボリュームで十分な音量がとれます。
音質は評判どおりピュア。 微細な音まで明瞭に聞こえ、音がとてもきらびやか。 低音から高音まで、篭った感じが全くしません。 aikoの高音のかすれ具合など、すぐそこで歌っているように聴こえます。
現在、購入から3年以上経ちましたが、どこも不具合なし。 白チップはまだ一度も交換していません。 見た目安っぽいケーブルも耐久性はあるようです。
このイヤホンで聴いていると「止め時」に困ります。 いつまでも聴いていたい、この世界にずっと浸っていたい、そんな気にさせる逸品です。